【 1970年代の出来事 】
1970年に日本万国博覧会(大阪万博)が開催し、翌年には、ボウリングブームとなりました。また、カップヌードルが発売されました。
1972年には、札幌オリンピックが開催されました。高度経済成長が一段落し、低成長時代に移行していきました。1975年に山陽新幹線の岡山駅・博多駅間が開業となりました。
1977年に、テレビが完全カラー放送化しました。この頃、ホームカラオケがヒット商品になりました。翌年に新東京国際空港が開港しました。1979年には、ウォークマン が若者の間でヒットしました。
【 1970年代前半の文化・芸能 】
70年代前半はフォークソング全盛期で、吉田拓郎の「結婚しようよ」、南こうせつとかぐや姫の「神田川」が大ヒットし、フォークブームとなりました。
そして73年12月にリリースした井上陽水のオリジナルアルバム「氷の世界」が、フォーク初のミリオンセラーになりました。
歌謡曲では新三人娘がテレビで活躍し、「スター誕生」出身の森昌子、桜田淳子、山口百恵が花の中三トリオとしてブームになりました。
また、新御三家などのヤングアイドルの黄金時代を迎えました。また、五木ひろし、森進一、藤圭子、八代亜紀など演歌のヒット曲も多く、フォークとアイドルと演歌の競演の時代でした。
【 1970年代後半の文化・芸能 】
1975年に、キャンディーズ「年下の男の子」がヒットし、人気を博すが、78年に突然「普通の女の子に戻りたい」と解散しました。
75年には、子門真人の「およげ!たいやきくん」が450万枚を超える大ヒットになりました。ピンク・レディーが「ペッパー警部」でデビュー。激しい振り付けと衣装で、子供からの人気を得て、大ブレークし、1978年には、年間シングルトップ3を占めました。
ピンクレディは、81年3月に解散しましたが、その間、多くのヒット曲を出しています。70年代はニューミュージック全盛期になりました。
【 1970年 ヒット曲 】
1970年のヒット曲は、
白い蝶のサンバ(森山加代子)老人と子供のポルカ(左卜全とひまわりキティーズ)希望(岸洋子)四つのお願い(ちあきなおみ)圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)手紙(由紀さおり)京都の恋(渚ゆう子)経験(辺見マリ)誰かさんと誰かさん(ザ・ドリフターズ)走れコウタロー(ソルティー・シュガー)白い色は恋人の色(ベッツィ&クリス)雨がやんだら(朝丘雪路)誰もいない海(トワ・エ・モワ)、知床旅情(加藤登紀子)傷だらけの人生(鶴田浩二)黄色いさくらんぼ(ゴールデン・ハーフ)そっとおやすみ(布施明)等があります。
年間シングルのトップは前年発売の黒ネコのタンゴ(童謡)でした。
【 1971年 ヒット曲 】
1971年のヒット曲には、
花嫁(はしだのりひことクライマックス)戦争を知らない子供たち(ジローズ)、空に太陽がある限り(にしきのあきら)また逢う日まで(尾崎紀世彦)よこはま・たそがれ(五木ひろし)雨のバラード(湯原昌幸)あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦と北山修)わたしの城下町(小柳ルミ子)さらば恋人(堺正章)おふくろさん(森進一)真夏の出来事(平山三紀)17才(南沙織)水色の恋(天地真理)終着駅(奥村チヨ)子連れ狼(橋幸夫)地球はひとつ(フォーリーブス)恋人もいないのに(シモンズ)さらば涙と言おう(森田健作)メリー・ジェーン(つのだひろ)お世話になりました(井上順)等があります。
ザ・タイガーズが解散し、グループサウンズブームも下火になりました。
【 1972年 ヒット曲 】
1972年のヒット曲は、
太陽がくれた季節(青い三角定規)旅の宿(よしだたくろう)夜明けの停車場(石橋正次)友達よ泣くんじゃない(森田健作)岸壁の母(二葉百合子)瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)ひとりじゃないの(天地真理)雨(三善英史)女のみち(宮史郎とぴんからトリオ)学生街の喫茶店(ガロ)どうにもとまらない(山本リンダ)芽ばえ(麻丘めぐみ)せんせい(森昌子)そして、神戸(内山田洋とクール・ファイブ)喝采(ちあきなおみ)ひなげしの花(アグネス・チャン)男の子女の子(郷ひろみ)虹と雪のバラード(トワ・エ・モア)あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子)等があります。
年間シングルのトップは女のみちでした。
【 1973年 ヒット曲 】
1973年のヒット曲は、
なみだ恋(八代亜紀)中学三年生(森昌子)若葉のささやき(天地真理)赤とんぼの唄(あのねのね)他人の関係(金井克子)心の旅(チューリップ)赤い風船(浅田美代子)危険なふたり(沢田研二)花街の母(金田たつえ)裸のビーナス(郷ひろみ) わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ)てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)くちなしの花(渡哲也)個人授業(フィンガー5)神田川(かぐや姫)心もよう(井上陽水) 五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)夜空(五木ひろし)なみだの操(殿さまキングス)あなた(小坂明子)神田川 (かぐや姫)わたしの青い鳥(桜田淳子)等があります。
花の中三トリオ、新御三家などのアイドル歌手全盛時代が到来しています。
【 1974年 ヒット曲 】
1974年のヒット曲は、
なみだの操(殿さまキングス) あなた(小坂明子)うそ(中条きよし)襟裳岬(森進一)二人でお酒を(梓みちよ)くちなしの花(渡哲也)傷だらけのローラ(西城秀樹)結婚するって本当ですか(ダ・カーポ)追憶(沢田研二)ひと夏の経験(山口百恵)よろしく哀愁(郷ひろみ)甘い生活(野口五郎)学園天国(フィンガー5)私は泣いています(りりィ)岬めぐり(山本コウタローとウィークエンド)精霊流し(グレープ)妹(南こうせつとかぐや姫)東京(マイ・ペース)ひまわり娘(伊藤咲子)夢の中へ(井上陽水) 昭和枯れすすき(さくらと一郎)ふれあい(中村雅俊)あなたにあげる(西川峰子)はじめての出来事(桜田淳子)冬の駅(小柳ルミ子)わたし祈ってます(敏いとうとハッピー&ブルー)などがあります。
日本レコード大賞の大賞曲は森進一の襟裳岬でした。作曲は吉田拓郎です。
【 1975年 ヒット曲 】
1975年のヒット曲は、
昭和枯れすゝき(さくらと一郎)シクラメンのかほり(布施明)時の過ぎゆくままに(沢田研二)港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)心のこり(細川たかし)ロマンス(岩崎宏美)我が良き友よ(かまやつひろし)22才の別れ(風)冬の色(山口百恵)私鉄沿線(野口五郎)はじめての出来事(桜田淳子)「いちご白書」をもう一度(バンバン)旅愁(西崎みどり)僕にまかせてください(クラフト)年下の男の子(キャンディーズ)昔の名前で出ています(小林旭)木綿のハンカチーフ(太田裕美)卒業写真(荒井由実)なごり雪(イルカ)乙女のワルツ(伊藤咲子)およげ!たいやきくん(子門真人)想い出まくら(小坂恭子)弟よ(内藤やす子)北の宿から(都はるみ)などがあります。
日本レコード大賞の大賞曲は、布施明のシクラメンのかほりでした。作詞、作曲は小椋佳で、前年に続きフォークとのコラボレーションでした。
【 1976年 ヒット曲 】
1976年のヒット曲は、
春一番(キャンディーズ)ペッパー警部(ピンク・レディー)わかって下さい(因幡晃)岸壁の母(二葉百合子) 横須賀ストーリー(山口百恵)夏にご用心(桜田淳子) 山口さんちのツトム君(斎藤こず恵) ビューティフル・サンデー(ダニエル・ブーン)君よ抱かれて熱くなれ(西城秀樹)どうぞこのまま(丸山圭子)あばよ(研ナオコ)あなただけを(あおい輝彦)東京砂漠(内山田洋とクール・ファイブ)四季の歌(芹洋子)なごり雪(イルカ)酒と泪と男と女(河島英五)フィーリング(ハイ・ファイ・セット)青春時代(森田公一とトップギャラン)失恋レストラン(清水健太郎)などがあります。
日本レコード大賞の大賞曲は、都はるみの北の宿からでした。
【 1977年 ヒット曲 】
1977年のヒット曲は、
勝手にしやがれ(沢田研二)渚のシンドバッド(ピンク・レディー)暑中お見舞い申し上げます(キャンディーズ)雨やどり(さだまさし)津軽海峡冬景色(石川さゆり)秋桜(山口百恵)迷い道(渡辺真知子)冬の稲妻(アリス)あずさ2号(狩人)硝子坂(高田みづえ)冬が来る前に(紙ふうせん) 愛のメモリー(松崎しげる)サクセス(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)星の砂(小柳ルミ子)わかれうた(中島みゆき)しあわせ芝居(桜田淳子)あんたのバラード(世良公則&ツイスト) 北国の春(千昌夫)人間の証明(ジョー山中)等があります。
子供達の支持を受けピンク・レディー旋風が吹き荒れました。S.O.S、カルメン’77、ウォンテッド、渚のシンドバッドの4曲が年間シングルトップ10入りしました。
【 1978年 ヒット曲 】
1978年のヒット曲は、
UFO(ピンク・レディー)君のひとみは10000ボルト(堀内孝雄)銃爪(世良公則&ツイスト)勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ)時間よ止まれ(矢沢永吉)いい日旅立ち(山口百恵)チャンピオン(アリス)Mr.サマータイム(サーカス)飛んでイスタンブール(庄野真代)季節の中で(松山千春)東京ららばい(中原理恵)カナダからの手紙(平尾昌晃&畑中葉子)ダーリング(沢田研二)夏のお嬢さん(榊原郁恵)狼なんか怖くない(石野真子)夢想花(円広志)与作(北島三郎)時には娼婦のように(黒沢年男)青葉城恋唄(さとう宗幸)等があります。
キャンディーズが後楽園球場で解散コンサートを行いました。
【 1979年 ヒット曲 】
1979年のヒット曲は、
魅せられて(ジュディ・オング)関白宣言(さだまさし)夢追い酒(渥美二郎)虹とスニーカーの頃(チューリップ)YOUNG MAN(Y.M.C.A)(西城秀樹)おもいで酒(小林幸子)カメレオン・アーミー(ピンク・レディー)君は薔薇より美しい(布施明)いとしのエリー(サザンオールスターズ)ガンダーラ(ゴダイゴ)きみの朝(岸田智史)燃えろいい女(ツイスト)美・サイレント(山口百恵)カサブランカ・ダンディ(沢田研二)カリフォルニア・コネクション(水谷豊)愛の水中花(松坂慶子)おやじの海(村木賢吉)セクシャル・バイオレットNo.1(桑名正博)等があります。
ニューミュージックが全盛期になっています。
【 新三人娘 】
新三人娘は、1970年代にアイドルの元祖ともいえる南沙織、小柳ルミ子、天地真理の三人を指す呼び名です。
1971年デビューの同期のライバルで、「シンシア」の愛称で呼ばれた南沙織は、「17才」でデビューし、54万枚のヒットでした。
天地真理は「白雪姫」とも呼ばれましたが、「水色の恋」でデビューし、60万枚のヒットでした。
宝塚音楽学校出身の小柳ルミ子は「わたしの城下町」でデビューし、160万枚の大ヒッでした。
新三人娘はテレビで大活躍し、ヤングアイドル時代の幕開けとなりました。
【 花の中三トリオ 】
花の中三トリオは、オーディション番組である「スター誕生!」から歌謡界にデビューした森昌子、桜田淳子、山口百恵の3人の中学三年生当時の呼び名です。
進級するごとに、花の高一トリオ、高二トリオ、高三トリオと呼び名は変わっていきました。
スター誕生!の初代グランドチャンピオンとなった森昌子は「せんせい」で歌手デビューし、桜田淳子は「天使も夢見る」で歌手デビューし、山口百恵は「ひとに目覚める14歳」のキャッチコピーで、「としごろ」で歌手デビューしました。
3人が揃って紅白歌合戦に出場するのは高一トリオの時から1979年の紅白歌合戦まででした。3人が高校を卒業する1977年3月に日本武道館でコンサートが開かれ3人が共演しました。
【 新御三家 】
新御三家は、1970年代にトップアイドル歌手として爆発的な人気を得て活躍した郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎の3人を指す呼び名です。
ほぼ同時期のライバル同士で、郷ひろみは『男の子女の子』で歌手デビューし、、西城秀樹は『恋する季節』で、歌手デビューし、野口五郎は『博多みれん』で演歌歌手としてデビューしました。博多みれんは売れず、2曲目の『青いリンゴ』からポップス歌手に転向し、若い女性ファンの人気を獲得しました。
「新御三家」と呼ばれるようになったのは、1973年の頃からです。
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